「くら寿司に行くとついつい食べ過ぎてしまうので、カロリーが気になる。。」
「価格が手頃でネタの種類が豊富だから、気づいたら10皿以上食べてしまっている。。」
「寿司以外のメニューもたくさんあるから、箸が止まらない」
くら寿司に行くと、上記のようになってしまう方も多いかもしれません。
結論、くら寿司で10皿分食べた場合のカロリーは約900キロカロリーとなり、ご飯茶碗4杯分相当になります。
くら寿司は季節のメニューでカニやイクラが100円で食べられてお得だったり、お寿司以外にもラーメンやデザートなどのメニューがたくさんあるため、食べ過ぎる傾向にあり、カロリーが気になってしまうことが多いように感じます。
そこでここでは、くら寿司で10皿分食べた場合のカロリーは、ご飯茶碗に換算すると何杯分になるのかという点を中心に、カロリー的に気を付けたいネタなどを分かりやすく解説いたします。
【食べ過ぎ】くら寿司の10皿分のカロリーはご飯何杯分?
くら寿司で10皿食べた場合のカロリーは、約900キロカロリーとなり、ご飯茶碗4杯分相当になります。
くら寿司の1皿あたりのカロリーはネタによって異なりますが、平均するとだいたい80~100キロカロリー程度とされています。
マグロやサーモンのような脂質が少なめのネタで約80キロカロリー、えびアボカドや揚げ物系(天ぷら・フライ)などは100~120キロカロリー前後になることもあります。
ここでは平均値として、1皿90キロカロリーと仮定して10皿分を計算すると、合計で約900キロカロリーという計算になります。
次に900キロカロリーがご飯茶碗でいうと何杯になるかを計算します。
文部科学省「日本食品標準成分表」によると、白ご飯1杯(茶碗約150g)はおよそ240キロカロリーとされています。
上記を基準にすると、くら寿司10皿分のカロリーはご飯約3.75杯分に相当します。
これは、普段「ご飯をおかわりしすぎた」と感じるシーンと同程度か、それ以上のエネルギーを、寿司10皿で摂取していることになります。
また、寿司には酢飯が使われており、通常の白ご飯よりも若干糖質が高くなる傾向にあります。
糖質はエネルギーとして消費されなかった場合、中性脂肪として体内に蓄積され、肥満の原因になります。
他にも糖質が高い場合、同じカロリー量でも血糖値の上昇スピードが早いとされるため、満腹感の持続時間が短くなりやすいです。
さらに、くらポテトや唐揚げなどの揚げ物系や、たらマヨ・えびマヨ・かにマヨなどのマヨネーズを使った軍艦巻きなどを多く選ぶと、脂質が多くなり、総カロリーはさらに増える可能性があります。
まとめると、くら寿司で10皿食べるという行為は、ご飯3〜4杯分を一気に食べるのと同じ程度のカロリー摂取になります。
仮に20皿分も食べてしまったら、約1800キロカロリー接種で、ご飯6〜8杯分ということになります。
また、寿司はご飯が圧縮しているため、ご飯茶碗で食べる場合と比べて早食いとなってしまう傾向にあり、満腹感を感じる前に量をたくさん食べてしまうことになりがちです。
そのため、食べ過ぎ防止のためには、ヘルシーなネタを選ぶ、味噌汁や茶碗蒸しなど低カロリーなサイドメニューを挟む、ゆっくり食べて満腹感を得やすくするなどの工夫が有効です。
意外と気を付けたいカロリーの高いメニュー
お寿司はすし飯を使っているため、さっぱり食べれる印象もありますが、意外と気を付けたいカロリーの高いメニューも存在します。
くら寿司において、意外と気を付けたいカロリーの高いメニューは次の3点になります。
- えび天寿司
- マヨネーズ系軍艦(ツナマヨ、コーンマヨなど)
- とろサーモン
まず1つ目は「えび天寿司」です。
天ぷら系のネタは油で揚げてあるため、見た目以上に脂質が多く、1貫あたりで100キロカロリーを超えることもあります。
例えば、えび天寿司は衣に油がしっかり吸収されており、さらにシャリ(酢飯)と合わせることで糖質と脂質がダブルで摂取されます。特に2貫で1皿の場合、1皿あたりで200キロカロリー近くになることもあり、複数皿食べるとかなりのカロリーになってしまいます。
2つ目は「マヨネーズ系軍艦(ツナマヨ、コーンマヨなど)」です。
これは見た目が可愛く、お子様や女性に人気のメニューですが、マヨネーズの脂質が非常に高いため注意が必要です。
ツナやコーン自体のカロリーはそこまで高くないものの、大量のマヨネーズが加わることで1皿あたり100~120キロカロリーになります。
特にツナマヨは、ツナの油+マヨネーズの油+シャリの糖質が合わさるため、意外とハイカロリーな組み合わせになっています。
最後3つ目は「とろサーモン」です。
サーモン自体は栄養価が高く、オメガ3脂肪酸など健康に良い脂質を含んでいますが、「とろ」と名のつくものは脂の乗りが非常に良く、カロリーも上がります。
通常のサーモン寿司で1貫あたり80キロカロリー程度ですが、とろサーモンになると1貫あたり100~120キロカロリーl近くになることもあります。
また、とろサーモンは口当たりがよく食べやすいため、つい何皿も重ねてしまい、結果的にカロリーオーバーになりやすいです。
くら寿司などの回転ずしチェーンでは、値段を気にせずに食べれる反面、カロリーがオーバーしやすいので、上記3点は特に食べ過ぎに注意なメニューになります。
次に、番外編としてカロリー的に落とし穴になりやすい下記メニューを解説します。
- あら汁
- シャリハーフ
あら汁のカロリー
あら汁はみそ汁と比べて、カロリーが多いです。
あら汁は魚の「アラ(骨周りや頭の部分の身)」を煮込んだ汁物で、魚の脂や身の部分から出るエキスが豊富なため、味噌汁よりもやや高カロリーになります。
魚の種類や脂の量によって差が出ますが、1杯あたりのカロリーはおおよそ60〜100キロカロリー程度で、特に、脂ののったブリやタイなどのアラを使った場合は、魚の脂質によってカロリーが増加します。
次に一般的な味噌汁(豆腐やわかめなどが入ったもの)のカロリーは、1杯(約150〜200ml)で40〜60キロカロリー程度です。具材が少なければ30キロカロリー台になることもあります。主なカロリー源は味噌(大さじ1で約35キロカロリー)と具材に含まれるわずかなタンパク質や炭水化物です。
比べてみるとあら汁の方がカロリーが高いため少し注意が必要かもしれませんが、あら汁は良質なタンパク質やDHA・EPAなどの不飽和脂肪酸を含んでおり、体に良い栄養素も豊富です。
汁物は食事の満足感を高め、食べ過ぎ防止にも役立つので、お寿司をもう1皿食べたいという場合は、あら汁を飲んだ方がカロリー以上のメリットがあるのでオススメです。
シャリハーフのカロリー
くら寿司には、シャリハーフというサービスがあります。
シャリハーフは読んで字のごとく、お寿司のご飯(シャリ)の量を通常の半分にして提供するサービスです。
くら寿司などの回転寿司チェーンでも人気の低糖質・低カロリー対応商品として提供されています。
シャリ部分のみのカロリーについて、通常の寿司1貫に使われる酢飯の量はおよそ18~20gで、カロリーは約35~40キロカロリーになります。
これがシャリハーフになるとおよそ15〜20キロカロリー程度になります
たとえば、通常のサーモン寿司が1貫あたり80キロカロリーだとしたら、シャリハーフの場合は60~65キロカロリー前後まで抑えられることになります。
つまり、1皿2貫で30キロカロリー近くのカロリーカットができるわけです。
糖質も同様に約半分になるため、糖質制限中の人にも支持されています。
しかし、シャリハーフには思わぬ落とし穴もあるので、要注意です。
■ シャリハーフの「落とし穴」とは?
一見とてもヘルシーに見えるシャリハーフですが、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
まず1つ目は、満足感が得にくくなることです。
シャリの量が少ないと「お腹がふくれにくい」ため、ついつい皿数が増えてしまう傾向があります。
結果として、通常より多くのネタやカロリーを摂取してしまうことも少なくありません。
「10皿食べても物足りないからあと5皿…」となると、シャリの分は抑えられていてもトータルのカロリーは大差なくなる、というケースもあります。
また2つ目の落とし穴は、ネタ自体が高カロリーになりがちな点です。
シャリを抑えた分「揚げ物系」「マヨネーズ系」「チーズ系」などの味が濃くて脂質が多いネタを選んでしまうと、結果的にシャリハーフの意味が薄れてしまうことがあります。
つまり、「ご飯を減らしてるから、ちょっとくらい油ものを多く食べてもOKでしょ」と油断してしまう、という心理的トラップに引っ掛かりやすくなってしまいます。
まとめると、シャリハーフはうまく活用すれば、糖質やカロリーを抑えた賢い選択になります。
ただし、「皿数が増えていないか」「ネタが高カロリーになっていないか」を意識しないと、逆効果になることもあるという点を忘れずに利用するのがコツになります。
くら寿司のカロリーに関するSNSの声
ここでは、くら寿司のカロリーに関するSNSの声を紹介いたします。
投稿を見る感じ、くら寿司でカロリーを気にする方は多いという印象でした。
また、お寿司は選ぶネタによってはヘルシーな食べ方もできるため、筋トレしている方が訪問している投稿も意外と多かったです。
くら寿司は価格がお手頃な分、食べ過ぎてしまいやすいので「10皿分食べた場合、ご飯茶碗4杯分食べたことになる」と頭の片隅に入れておきながら食事を楽しむのが健康的にも良いかもしれませんね。
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