【使わなかった方必見】Suicaグリーン券の買い間違い時の対応方法!

【使わなかった方必見】Suicaグリーン券の買い間違い時の対応方法! エンタメ

「Suicaグリーン券を買い間違えてしまったから払い戻したい」
「Suicaグリーン券を使わなかった場合、どのような対応ができるか知りたい」
「モバイルSuicaの場合、アプリで払い戻しなどの対応はできる?」

上記のように悩んでいる方も意外と多いかもしれません。

結論、Suicaグリーン券の買い間違い時は、払い戻しや区間の変更などができるが「未使用+使用当日中に限り対応可能」などの条件があるため、必ず払い戻しなどができるとは限らない。

連休で遠くまでお出かけする際など、慣れない区間のSuicaグリーン券を購入する場合があったり、そもそもSuicaグリーン券を初めて購入する機会もあると思います。

そこでこの記事では、焦らないためにも、Suicaグリーン券を使わなかった方に向けて、Suicaグリーン券の買い間違い時の対応方法について、分かりやすく解説いたします。

Suicaグリーン券の買い間違い時の対応方法!



結論から言うと、Suicaグリーン券の買い間違い時は、次の対応が必要です。


■払いもどしの場合
未使用(グリーン車の座席上部のICリーダーにタッチしていない状態)かつ購入日当日に限り、JR東日本の指定窓口や一部の指定券券売機で対応可能です。
またモバイルSuicaの場合は、Suicaアプリから払いもどし申請が必要になります。自動返金はされないため、注意が必要です。

■区間変更の場合
未使用(グリーン車の座席上部のICリーダーにタッチしていない状態)かつ購入日当日に限り変更可能で、JR東日本の指定窓口一部の指定券券売機、グリーンアテンダントで対応可能です。
注意点として、モバイルSuicaの場合はSuicaアプリから区間変更ができません。払い戻して正しい区間で買い直すか、乗車中の場合は、ICリーダーにタッチせずに、グリーンアテンダントなどの乗務員に相談することが必要です。



まず、Suicaグリーン券についてですが、JR東日本が提供するSuica(ICカード)やモバイルSuicaを使ってグリーン車に乗車するための事前購入チケットです。対象となるのは、主に首都圏の東海道線・宇都宮線・高崎線・常磐線などに走る普通列車のグリーン車です。

Suicaグリーン券を購入したものの使わなかった場合、つまり乗車しなかった、または間違って購入してしまったというケースでは、「払いもどし」や「変更対応」が可能です。

操作ミスや選択ミスによって区間や日付、人数を間違えるケースも少なくないので、配慮があるのは嬉しいです。

ただし、その条件や方法には一定のルールがありますので、詳しく解説します。

例えば、購入したSuicaグリーン券が未使用の場合、購入日当日に限り払い戻しが可能です。
ただし、払い戻しにはJR東日本の指定した窓口、例えば「一部の指定券券売機やみどりの窓口」で手続きを行う必要があります。

そして、手数料として220円がかかる点に注意してください。

使わなかった場合の返金処理は「自動でされる」と誤解している人もいますが、利用者の申し出がなければ返金は行われません。そのため、無駄にならないよう、必ず当日中に対応するのが鉄則です。

また、モバイルSuicaの場合でも、同様の条件でSuicaアプリ上から払いもどし申請が可能です。乗車しなかったことが確認できる場合には、アプリ内の操作だけで完了することもあります。


注意点として、購入当日であっても、すでに利用が開始されていると判定された場合は返金対象外となります。

すでに利用が開始されている状態というのは、改札を入ってグリーン車に実際に乗車し、ICカードリーダーにSuicaグリーン券をタッチした状態になります。

また、同日中であっても時間が経ちすぎると、自動的に無効になってしまう可能性があるため、できるだけ早く駅係員やサポート窓口に相談することをおすすめします。

特に自動改札機を出てしまった後や、他の列車でグリーン車のリーダーに誤ってタッチしてしまった場合などは、「使用済み」と判定され、払い戻しができなくなるケースもあります。

改札を出る前、グリーン車に乗る前(タッチする前)、そして購入当日中であることの3つの条件を満たせば、多くの場合で対応できるようになっています。

なお、Suicaグリーン券での区間変更方法については、下記「乗る電車を間違えた!Suicaグリーン券での区間変更方法!」で詳しく解説しています。

JREポイントで交換したグリーン券を使わなかった場合の対応

JREポイントで交換して取得した「Suicaグリーン券」についてですが、原則として払い戻しはできません。

ポイントで交換した後にグリーン券を使わなかった場合でも、ポイントや現金としての返還は行われないという明確なルールになっています。

つまり、一度受け取り操作が完了した時点で、ポイントは消失し払い戻し対象外となります。

ただし、例外的に対応されるケースがあります。

例えば、電車の運行中止や満席など、利用者の過失でない理由でグリーン車が利用できなかった場合、グリーンアテンダントに申し出て「不使用証」を発行してもらい、乗車日の翌日を起算として7日以内にポイント返還申請を行えば、ポイントが返還される可能性がありますので、速やかに返還申請することが大切です。

乗る電車を間違えた!Suicaグリーン券での区間変更方法!

結論から言うと、前述した通りですが、Suicaグリーン券での区間変更方法は、未使用(グリーン車の座席上部のICリーダーにタッチしていない状態)かつ購入日当日に限り変更可能で、JR東日本の指定窓口一部の指定券券売機、グリーンアテンダントで対応可能です。

注意点として、モバイルSuicaの場合はSuicaアプリから区間変更ができません。払い戻して正しい区間で買い直すか、乗車中の場合は、ICリーダーにタッチせずに、グリーンアテンダントなどの乗務員に相談することが必要です。

Suicaグリーン券を購入したのに「乗る電車を間違えてしまった」というケースは、思った以上に多く発生しています。たとえば、同じ方面に向かう複数の列車がある中で別の列車に乗ってしまった、あるいは想定していた時間と異なる便に乗ってしまった、というような状況です。

まず大前提として、Suicaグリーン券は特定の座席や列車に対する「指定券」ではなく、「同一路線のグリーン車利用に対する利用権」として発行されます。

そのため、購入時に指定した区間内であれば、異なる列車であってもグリーン車に乗車可能です。

ただし、Suicaグリーン券は「未使用」であること、つまりグリーン車の座席上部のICリーダーにタッチしていない状態でなければ、変更や払い戻しはできません。

一方で、すでに誤って乗車し、グリーン車のICリーダーにタッチしてしまった場合は、そのグリーン券は「使用済み」と判定され、たとえ区間が間違っていても変更や払い戻しの対象外になります。この場合、車内でグリーンアテンダントに申し出ても、別途正しい区間分のグリーン料金を支払う必要が出てくることがあります。

なお、乗車する前に、間違って購入した区間が異なっていたり、乗車区間の変更をしたい場合も同様に、利用前であれば変更や払いもどしが可能です。

ただし、Suicaで購入したグリーン券の処理は有人の窓口や一部の指定券券売機でしか行えない場合があるため、駅係員への相談がスムーズです。

Suicaグリーン券の区間変更をしたいのに、グリーン車にアテンダントが来ない場合

結論から言うと、グリーンアテンダントが来ない場合は、次の停車駅で降車し、駅係員に事情を説明することで、払い戻しや買い直しの対応をしてもらえる可能性があります。

グリーン車の利用に慣れていない方にとっては、グリーンアテンダントが来てチケットを確認してくれるものだと思っていたり、何か案内やサービスをしてくれるのではと期待していたりすることがあります。

しかし、Suicaグリーン券を利用する際、グリーンアテンダントが必ず来るわけではありません(来ないからといって何か問題があるわけでもなく、仕組み上の理由です)

前提として、Suicaグリーン券での乗車は、乗車時にグリーン車の座席上部にあるICリーダーにSuicaをタッチすることで「利用開始」となります。

このタッチによって券面確認が自動化されており、アテンダントによる確認行為は基本的に必要ありません。
つまり、正しくタッチができていれば、アテンダントが来なくても問題なく乗車が成立しているということになります。

では、どのような場合にアテンダントが来るのかというと、たとえばICリーダーへのタッチが確認できなかった場合、あるいは機器が反応しなかった場合、もしくはグリーン券を購入していないと判断された場合などです。

また、車内販売や困りごとなどがあった際に乗客から呼び出されたときも、アテンダントは対応に来ることがあります。しかし、基本的には「タッチして問題がなければスルーされる」のが通常運行です。

なお、時間帯や混雑状況によっては、アテンダント自体が乗務していない区間もあります。特に短距離の区間や閑散時間帯の便ではアテンダントが乗務していない場合があります。

この場合、できるだけ早く次の停車駅で降車し、駅係員に事情を説明してください。その場で払い戻しや買い直しの対応をしてもらえる可能性があります。

Suicaグリーン券の払い戻しは当日でも後日でも出来る?

結論から言うと、Suicaグリーン券の払い戻しは「未使用」であれば当日中に限り可能です。払い戻された金額は払い戻し金額から手数料(220円)を差し引いた分が、Suica残高として返金されるかたちになります。

注意したいのは、「翌日以降」や「すでにICリーダーにタッチした後」などのケースです。

この場合、たとえ実際にグリーン車を利用していなかったとしても、システム上は「使用済み」と扱われるため、払い戻しは一切できません。

また、Suicaで改札機を出場してしまった場合も、使用記録がSuicaに残る可能性があり、払い戻し不可となる場合があります。

実際にある例として、ある日グリーン券を購入したものの利用せずに帰宅し、翌日になってから「払い戻したい」と申し出ても、それは受け付けてもらえません。このルールは、モバイルSuicaでも駅の窓口でも共通です。

Suicaグリーン券は通常の乗車券や紙の特急券とは異なり、当日のみが有効な「当日限りの特定区間利用券」という位置付けになります。

特例で、どうしても正当な理由がある場合(災害や運行トラブルなど)には、JRの問い合わせ窓口に相談することで個別対応をしてもらえる可能性はあります。

最後に、払い戻しは本人確認や履歴の照合が必要な場合があるため、原則として「購入者自身」が行う必要があります。

モバイルSuicaで購入した場合は、モバイルSuicaアプリ内の「チケット管理」画面から該当するグリーン券を選び、表示される払い戻しボタンを押すことで手続きが可能です。

ただし、駅での手続きと異なり、アプリでは通信エラーなどで払い戻しできないタイミングもあるため、状況に応じて駅員への相談が必要な場合もあります。

Suicaグリーン券の買い間違いに関するSNSの声

ここでは「Suicaグリーン券の買い間違い」に関するSNSの声を紹介いたします。

SNSでは、Suicaグリーン券の買い間違い(特に区間を間違えて購入)について、経験したことがある旨の投稿が多かったです。

電車を乗る時は、通常Suicaを使用している方も多いと思いますが、Suicaグリーン券になると、初めての方や利用頻度が少ない方が多くなる印象で、Suicaグリーン券のシステムに慣れていないため、操作ミスなどの買い間違いが発生しやすいのかなと感じました。

便利にグリーン車を利用できるSuicaグリーン券ですが、買い間違いなどに気づくとハッとして慌てたりしてしまうものです。

お出かけ中の時間の無い中で困らないためにも、払い戻しなどのトラブル時の対応方法について、あらかじめ確認しておくと安心です。

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